【邦楽】古き良き時代のメロコアバンド10選
パンク・ロックの派生ジャンルとして1980年代後半に勃発したストリート・ミュージックのスタイル。Green Day(グリーン・デイ)やRancid(ランシド)、NOFX(ノーエフエックス)など、アメリカ西海岸のスケート文化と融合して一気に火がつき、日本でもHi-STANDARD(ハイ・スタンダード)やBRAHMAN(ブラフマン)らによって盛り上がりを見せました。
今回はメロコア黎明期である1990年代の古き良き時代のメロコアバンドを僕の独断と偏見でピックアップしていきます。
Contents
- Contents
- Hi-STANDARD
- BRAHMAN
- HUSKING BEE
- KEMURI
- SNAIL RAMP
- SCAFULL KING
- THUMB
- SHERBET
- REACH
- CAPTAIN HEDGE HOG
- まとめ
Hi-STANDARD
もうーこのMVは何度観たことか!1999年にリリースされた『MAKING THE ROAD』に収録されたハイスタの代表曲。
I won't forget
when you said to me "stay gold"
I won't forget
always in my heart "stay gold"
サビのこの歌詞はいつ聴いてもポジティブな気持ちにさせてくれます。パンクといえば反骨精神で、反政府など体制に対してアンチテーゼを叫ぶスタイルが一般的でしたが、1990年代以降は様々な解釈が加えられ、ポジティブなメッセージを歌うバンドが増えました。
BRAHMAN
ハイスタと共に1990年代の日本のパンクシーンを支え、今なお第一線で活動し続けるBRAHMAN(ブラフマン)。envy(エンヴィー)などエモ/ハードコアシーンともリンクしながら幅広い活動を続けています。
HUSKING BEE
こちらもハイスタと共に1990年代の日本のパンクシーンを支えた、メロコアを語る上で欠かすことなんてできるはずのない重要バンド。 1994年に結成、2005年に解散しましたが、2012年にメンバーを変えて再結成しています。 この時代のメロコアはハードコア色が強く、高速ビートにブリッジミュートを効かせたドライビンなディストーションギターが特徴的なバンドが多かったですが、彼らは唄を全面に出し、曲の良さが際立つバンドでした。
KEMURI
日本のスカコアシーンを代表するバンド。 1995年に結成、2007年に解散しましたが、2012年に再結成し活動を続けています。 自らのバンドスタイルを『P・M・A(Positive Mental Attitude - 「肯定的精神姿勢」)』と称しています。
SNAIL RAMP
KEMURI(ケムリ)と同様、日本のスカコアシーンを代表するバンド。 1995年に結成、2002年に解散しましたが、2004年に再結成し、2015年まで活動していました。 この時代の日本のスカコアバンドは演奏力の高さと、リフのフレーズさが際立っている感じがします。
SCAFULL KING
こちらも日本のスカコアシーンを代表するバンド。 ベースの4106は、ASPARAGUSの渡邉忍、toeの柏倉隆史と共に木村カエラのバックバンドを務めています。
THUMB
ハイスタと共に日本のパンクシーンを支えたオールドスクールメロディックパンクバンド。 現在は、元SHERBETの渡辺誠とTHUMBのメンバーでSLIME BALL(スライムボール)として活動中。
SHERBET
ハイスタ、THUMBと共に日本のメロディックパンクを牽引したバンド。 現在は、渡辺誠がTHUMBのメンバーとSLIME BALL(スライムボール)を結成し活動中。
REACH
現在の日本のエモシーンに多大な影響を与えた1990年代のメロディックパンクバンド。 ドラムの柏倉隆史は現在toeで活動中。
CAPTAIN HEDGE HOG
現在の日本のギターポップ、ポップ・パンクに多大な影響を与えた1990年代のメロディックパンクバンド。 ギターボーカルの渡邉忍は現在ASPARAGUS(アスパラガス)のギターボーカル、木村カエラのバックバンドのギターとして活動中。
まとめ
今回はひとまず10バンドをピックアップしてみましたが、全然足りないですね。また別の機会に他のバンドについても書こうと思います。